尿失禁,前立腺肥大症,泌尿器科,山本クリニック
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殺菌された清潔なスリッパが使えます。
前立腺肥大症の知識
尿失禁の知識
過活動膀胱の知識
尿路結石症の知識
尿道炎(性感染症)の知識
膀胱炎の知識
ED(勃起不全)の知識
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殺菌された清潔なスリッパが使えます。
スリッパ殺菌ディスペンサーSSD-Sスリッパ殺菌ディスペンサーSSD-S(石川島芝浦機械株式会社製)を設置しました。紫外線殺菌灯でスリッパの裏側、内側とも均一に殺菌されます。ブドウ球菌・大腸菌などの細菌に加えて水虫などの真菌も殺菌されます。
上の方にある赤いボタンを押すと清潔なスリッパが出ます。お帰りの際には本体上部の返却口にスリッパを置いて下さい。自動的に収容され殺菌されます。

前立腺肥大症の知識
左右の腎臓で作られ膀胱に貯められた尿を放尿する時にトラブルを起こす病気です。
膀胱の直ぐ下にある、精液の一部を作る前立腺が大きくなるために起こります。

頻度:症状のある前立腺肥大症は年齢と共に増加し40歳代では10%、
70歳代になると40%と言われるような頻度の高い良性の疾患です。

主な自覚症状: 尿の線が細くて勢いがない尿を出し終わるまでに時間がかかる、
息んで排尿する
尿の回数が多い夜寝ている間に尿のために起こされて排尿する
尿をもよおすと我慢がきかず漏れてしまうことがある、排尿は終わったのにまだ残っている様な
感じがする等が主な症状です。
飲酒後や寒いところに長時間居た場合、または排尿を我慢しすぎたような際には、
膀胱内に500mlを超す尿が貯留し尿意はあるのに排尿できない急性尿閉となる場合もあります
自覚症状の強さは国際前立腺症状スコア(IPSS)により点数化されて評価されます。

治 療
1. 薬物療法:良く効く薬がたくさんありますので、内服薬による治療が先ず試みられます。
α (アルファ)ブロッカー: ハルナール、アビショット、フリバスユリーフなどがあります。
前立腺の平滑筋組織に分布しているアドレナリン性α1受容体を遮断し、筋組織の収縮による尿道の圧迫を解除します。
α ブロッカーには目まいのような副作用が出る場合があります。たとえばアビショットでは、
目まい(0.98%)、たちくらみ(0.49%)のような頻度です。めったに起こりませんが、起こる場合には他の薬を使うようにします。
植物製剤・漢方薬など:エビプロスタットセルニルトン、パラプロスト、八味地黄丸牛車腎気丸などです。
薬がどこにどう働いて効くかは明らかではありませんが、抗炎症作用・抗浮腫作用・抗うっ血作用などのより症状を改善します。
目立った副作用はありません。
アンチアンドロゲン剤:プロスタール、パーセリンなどです。
ホルモン作用により大きくなった前立腺を縮小し排尿障害を改善するものです。
前立腺が小さくなるのはアンチアンドロゲン剤だけです。
副作用は多くはありませんがインポテンスを起こす可能性があります。

2.外科的治療法:次なような場合に手術が行われます
・薬物療法で排尿障害が良くならない場合
・排尿後に多量の尿が膀胱の中に残り(残尿)、尿を作る腎臓の働きが損なわれる場合
・前立腺より出血するために真っ赤な血尿が出て薬で止まらない場合
・毎日薬をのむのがいやな人や忙しいため定期的な通院が出来ない場合

前立腺切除鏡と呼ばれる内視鏡を尿道から挿入し、径約7mmの半円状のワイアで出来た電気メスで少しずつ尿道面から切除する経尿道的前立腺切除術( TUR - p )が代表的な手術法です。
患者さんの状態によってはメスで皮膚を切開して行う開放手術や尿道から挿入されたアプリケーターなどからマイクロ波を照射し45度以上の温度で加温し前立腺を凝固壊死に陥らせることにより排尿障害を解除しようとする前立腺高温度治療法など様々な術式が開発されています。
現在の所、侵襲の低い楽な治療法は全体としては効果もやや低いと考えられています。


尿失禁の知識

分類:腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流性尿失禁、機能性尿失禁、反射性尿失禁などがあります。
頻度:高齢者では10〜50%、尿失禁以外には健康な女性の10〜46%に認められると報告されています。
腹圧性尿失禁は骨盤の底を支える筋肉の衰えが原因です。このため尿道の角度が悪くなり、お腹の中の圧力(腹圧)が上がる咳、くしゃみ、重い物を持つなどの際に膀胱内の圧の上昇に対応する事が出来ずに尿が漏れてしまいます。骨盤の底の筋肉を鍛えましょう。排尿の最中に尿を一旦止める時に使う筋肉です。排尿時にこの感覚を覚えたら、テレビを見ている時や入浴時など生活と関連づけて続けて下さい。失禁を押さえる薬もあります。

切迫性尿失禁とは急に尿がしたくなり尿が漏れてしまうことを言います。脳神経の病気や膀胱炎などの感染症、高齢の男性の病気である前立腺肥大症等によって起こることもありますが原因は不明であることも多くあります。薬が良く効きますので、相談してください。

溢流性尿失禁は前立腺肥大症や神経因性膀胱など尿をうまく出せない病気の際に起こる失禁です。膀胱に尿は一杯たまっているのに出せないため、さらに尿がたまると膀胱の容量を超えてしまうため逆に少しずつ漏れてきます。奇異性尿失禁とも言います。元になった病気を治療する事が必要です。

機能性尿失禁は、排尿機能には異常はないのにトイレが遠い、歩くのが不自由などの理由で間に合わず漏れてしまう事を言います。ポータブルトイレを使うなど工夫が必要です。



過活動膀胱の知識

尿失禁は社会生活を大きく障害する症状ですが、失禁に至らなくても頻尿(おしっこの回数が多い)と尿意切迫感(我慢できないほど強い尿意が急に起こること)は日常生活を煩わされるやっかいな症状です。


バス旅行、長時間のドライブ、映画鑑賞などは自然に敬遠する事になります。このため切迫性尿失禁があってもなくても頻尿と尿意切迫感の 2 つの症状があれば、過活動膀胱という診断名を付けて治療が行われるようになっています。症状から付ける診断ですので、必ずしなければならない検査などはありませんが、膀胱炎・尿道炎・膀胱がんなどの様に疾患そのものによる症状である場合には治療法も違ってきますので除外されます。わが国では 800 万人の方がこのような症状で悩んでおられると言われています。

治療法:飲み薬が良く効きます。一般に過活動膀胱に使われる薬は「口の渇き」、「便秘」、「おしっこが出にくくなる」等の副作用が起こることがあります。そのため副作用がより少なくより有効な多くの薬が現在新しく開発され、ボランティアにより効果が試されています。緑内障や腸閉塞のある方は、その症状が悪くなることがありますので使用は控えられています。


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