分類:腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流性尿失禁、機能性尿失禁、反射性尿失禁などがあります。
頻度:高齢者では10〜50%、尿失禁以外には健康な女性の10〜46%に認められると報告されています。
腹圧性尿失禁は骨盤の底を支える筋肉の衰えが原因です。このため尿道の角度が悪くなり、お腹の中の圧力(腹圧)が上がる咳、くしゃみ、重い物を持つなどの際に膀胱内の圧の上昇に対応する事が出来ずに尿が漏れてしまいます。骨盤の底の筋肉を鍛えましょう。排尿の最中に尿を一旦止める時に使う筋肉です。排尿時にこの感覚を覚えたら、テレビを見ている時や入浴時など生活と関連づけて続けて下さい。失禁を押さえる薬もあります。
切迫性尿失禁とは急に尿がしたくなり尿が漏れてしまうことを言います。脳神経の病気や膀胱炎などの感染症、高齢の男性の病気である前立腺肥大症等によって起こることもありますが原因は不明であることも多くあります。薬が良く効きますので、相談してください。
溢流性尿失禁は前立腺肥大症や神経因性膀胱など尿をうまく出せない病気の際に起こる失禁です。膀胱に尿は一杯たまっているのに出せないため、さらに尿がたまると膀胱の容量を超えてしまうため逆に少しずつ漏れてきます。奇異性尿失禁とも言います。元になった病気を治療する事が必要です。
機能性尿失禁は、排尿機能には異常はないのにトイレが遠い、歩くのが不自由などの理由で間に合わず漏れてしまう事を言います。ポータブルトイレを使うなど工夫が必要です。
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